ヴァン・ナチュールは旧世界の専売特許ではありません。
今回ご紹介するのは南アフリカ共和国のヴァン・ナチュールです。
南アフリカのワインを飲みなれていない方にとって、聞きなれないピノタージュなんて品種。
そしてテーブルワインとしてはエレガントすぎるお値段・・・。
なかなか手が伸びにくい存在かもしれません。
それでも僕はお勧めします!!!
ヴァン・ナチュールの魅力の一つは、飲むたび『こんなワインもあったのか!?』という新鮮な驚きと発見があることだと思っておりますので
テスタロンガ エル・バンディート キュヴェ・クリント 2016
南アフリカ共和国 ステレンボッシュ スワートランド / ピノタージュ100% / 3000yen
ピノタージュというピノ・ノワールとサンソ―の交配品種から選別された南アフリカ独自のブドウ。
有機栽培されたブドウを収穫後、まるごとタンクに入れ蓋をしたまま10日間。マセラシオン・カルボニックと同じような過程を踏む。
その後足踏みのピジャ―ジュ、数日後果皮を取り除き、8月頃までそのまま熟成。発酵が落ち着いたころにブレンドし、さらに数か月なじませる。
自然発酵、無清澄、無濾過。
『スワートランドのラマ―シュックといいう、南アフリカにおいてナチュラルなワイン造りのパイオニアとして一躍したワイナリーで、醸造責任者として働いていたクレイグ・ホーキンスが2008年、満を持して独立を果たした自身のワイナリーです。』 輸入元HPより
ヴァン・ナチュールそのものです!これからは南アフリカはどんどんアツくなりそうです!!
ソムリエ 中森しゅう