ナチュラルワインなアンケートっ!四人目♡
インポーター「ヴォルテックス」さんから立野代表です!
立野さんにももちろん!2014年のVol,1から参加してもらってます!!
ヴォルテックスさんのワインはというと…生産者とそのワインを紹介してくださる、まさに立野代表の人となりが物語ってると、私は感じます。
伝わるはずです…ではどうぞ!
Q.1 なぜワインを生業として選ばれたのですか?きっかけは何でしたか?
A.1 「正直に告白しますが、ある会社に勤務していた20年ほど前に、業務命令である日突然にワイン担当へ配置換えされたことです。その時点では、この仕事を自ら選択したわけではなかったのです。
質問の意図からは少し外れますが、当時の私は、ワインどころか酒への関心は全くありませんでした。それどころか、むしろ嫌いだったとお伝えする方が正しいですね。それは、私が下戸だったからです。」
Q.2 最初からナチュラルワイン党でしたか?もしそうではなかったのであれば、始めはどんなワインが好きでしたか?
A.2 「当時は、ナチュラルワインはおろか世界中でどのようなワインが生産されているかさえ、あまり詳しく知りませんでした。最初はボルドーやブルゴーニュにばかり目を向け、無名な産地や生産者に対してはまるっきり関心がなかったのです。型どおり、ですね。
下戸でしたが、仕事だったので高級なものも含めて色んなワインを飲みました。しかし、やっぱり美味しくないなと感じていましたし、飲むことが苦痛でした。
そのような私ですら、DRCのリシュブール1991には極めて深い感動を覚えました。私にとっては衝撃的なことで、これが私のワイン観を変えるきっかけとなったと思っています。
しかし、心底ワインに興味を覚えただけではなくナチュラルワインへ方向転換し、結局は借金までして会社を立ち上げることになる、そのきっかけとなったワインは、ダール エ リボのセルプランタン1995です。
ブドウをそのまま絞って瓶に入れただけのような味わいで、それまで自分が飲んできたあらゆるものとまるっきり異なるスタイルでしたから、ひっくり返りそうになったことを記憶しています。」
Q.3 なぜナチュラルワインなのですか?
A.3 「酒に弱い私が飲んでも、それなりに美味いと感じて心地よく酔えるものにナチュラルワインが多かったからでしょう。
アルコール耐性の強い方にはご理解いただきにくいでしょうが、弱い人にとっては、「美味いけれど飲めないな、飲んだら気持ち悪くなりそうだな。」ってワインがあるんです。
また、私たちが扱う類いのワインは、素材がむき出しになっていると思っています。料理も同じでしょうが、素材の質を超えるものを造ることなど不可能ですよ。
故に、いかにして最良のブドウを用いるか、生産者の作業はほぼこの1点に注力されると言っても過言ではないはずです。
そこがはっきり伝わるものが多いのも、私がナチュラルワインを好む理由です。」
Q.4 ナチュラルワインの「おいしい!」以外の魅力は何ですか?
A.4 「最大の魅力は、意外性です。長い時間を要しますが、予想の範囲を大きく超えてワインが全くの別物に変化するケースが多々あること。それは、毛虫が蛹を経て蝶になるのと似ている。
予想もしない深い感動を味わうことができる、これがナチュラルワインは素晴らしいなと思えるところです。
その他のワインにも素晴らしいものが沢山ありますが、結局は想定内ではあります。あくまでも、私においてはですよ。」
Q.5 なぜ沖縄なんですか?
A.5 「だってバンタガヴァンが沖縄で開催されるから。ご当地の皆さんの、びっくりするほど飲みっぷりが良いところが好きです。北海道で生まれ人生の長い期間をそこで過ごしたので、南国の島に対する強い憧れもあります。沖縄でナチュラルワインが当たり前に飲まれるような日が早く訪れるといいな、と心から思っています。」
立野さん、ありがとうございました!
※画像は2015年に開催したVol,1.5の立野さん
このアンケートの方が人生を賭して届けてくださるワインたちが当日並びます!
飲んでみたく、ならないわけないですよね??
来る価値ありです、今年のバンタガヴァンも!
次回は、立野さんの盟友…と私は勝手に認識している、こちらももちろん大物!お楽しみに^^
A.3に心震えました、よだけん
バンタガヴァンインポーターブースのご案内②
2017.10.20更新
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