本日のグラスワイン
2017.01.31更新
DES TOURS デ トゥール(エマニュエル レイノー)
フランス コート デュ ローヌ
VDT Parisy Blanc 2003 ヴァン ド ターブル パリシー ブラン
誰もが認めるシャトー ヌフの最高の造り手であるシャトーラヤスの現オーナーであり醸造家であるエマニュエル レイノー氏。
そのレイノー氏が自宅近くの畑から造るカジュアルワインがこのドメーヌ デ トゥールです。
綺麗な黄金色で、外観からも熟したリッチな果実の印象が取れる。
香りは複雑で静か、そのギャップに緊張感が走るが時間とともにすり潰した熟れた白桃の香りと乾いたスパイス感が混じり合う印象。
口に含むと辛口に仕上がりながらもフルボディでなめらかな酸味とオイリーなストラクチャーが口に広がる。余韻も長く力強い。
猛暑の年でありながら、だれていないしっかりとした輪郭を持ったワインだ。
Appearance is deep golden yellow,strong viscosity and nice concentration.
Nose is very complexs. But crashed rich white peach and dry species with after aeration .
Taste is bone dry,full body.
Acidity is there,but it is soft and souple.
it's a oily structure and long finished.
シャトーラヤスに求められるクオリティと同レベルの労力を費やしてワイン造りを行っているのが、シャトー デトゥールでありドメーヌ デトゥールです。これらのブランドの畑は、以前からエマニュエル レイノー氏が所有していた区画から生み出され、その多くは彼の自宅近くにあると言います。そこで、シャトー ラヤスに要求される数々の厳しい仕事と同レベルの労力を注ぎ込み、カジュアルなワインを生産するというその姿勢は、まさに常軌を逸した姿にさえ映ります。デトゥールのワインは、カジュアルなクラスとは言えどもその品質は侮れません。どのワインも十分にセラーでの熟成を経てリリースされるため、通常この地域の他の生産者と比べるとヴィンテージが1-3年古く、当然味わいもバランスの取れたものになります。その一方で、リリース直後も熟成を続ける高いポテンシャルを秘めており、たとえベーシックなクラスのワインであっても10年以上も容易に熟成し、素晴らしい味わいを獲得します。まさにクラスを超えた味わい、ポテンシャルと言えますが、それこそがラヤスと同等の仕事を行っているというレイノー氏の言葉を証明していると言えるでしょう。
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